紙の本、電子書籍、オーディオブックのおすすめの使い分けを紹介
皆さんは紙の本、電子書籍、オーディオブックの3種類のうちどれを活用して読書しますか?
結論からいうと、3種類全てを活用して読書をするべきです。本のジャンルによって電子書籍では読みづらい、オーディオブックでは頭に入らないなどデメリットがあり、一概にこれが1番というものはありません。
そこで今回は、紙の本、電子書籍、オーディオブックの3つの読書の仕方についてメリット・デメリットと、これらの効率的な使い分け方を紹介していきます。
- 紙の本、電子書籍、オーディオブック全てを活用するべき理由
- 紙の本のメリット・デメリット
- 電子書籍のメリット・デメリット
- オーディオブックのメリット・デメリット
- 使い分け1:紙の本ではビジネス書がおすすめ
- 使い分け2:電子書籍では小説・漫画がおすすめ
- 使い分け3:オーディオブックでは小説がおすすめ
- 紙の本、電子書籍、オーディオブックを上手に使い分けよう
紙の本、電子書籍、オーディオブック全てを活用するべき理由
「私は本は紙派。だから電子書籍は使わないし、オーディオブックも興味ない。」
そういう方は多いです。本人が一番使いやすいものを使うのがいいですが、効率を重視するのであれば、それぞれ使い分けていく必要があります。
もしこれから読む本を効率よく頭に入れたい、ただの流し読みにしたくないと考えるのであれば、当然効率を重視して読むべきですよね。
本のジャンルによって紙の本を使うか、電子書籍かオーディオブックかを選択することで、その本の内容を最大限効率よく頭に入れるための方法を手に入れることができます。
では次にそれぞれの読み方のメリットとデメリットについてまず知っておく必要があるので紹介していきます。
紙の本のメリット・デメリット
紙の本のメリットとデメリットを以下のようにまとめました。
メリット
- 記憶に残りやすい
- 本に直接書き込むことが容易
- 飛ばし読みが簡単にできる
デメリット
- 何冊も持ち運べない
- 保管場所が必要になる
紙の本では、直接紙に触れページをめくるといった動作などが五感を刺激して記憶に残りやすいと言われています。
また、読みたいページにすぐに飛んで読めることや、直接書き込むことができるため、本の情報をインプットするにはとても効率が良いんです。
ただ、紙の本はためかさばるため保管や持ち運びが困難。満員電車や移動中に読むにはあまり適さないですね。
電子書籍のメリット・デメリット
電子書籍のメリットとデメリットを以下のようにまとめました。
メリット
- 保管場所をとらない
- 1000冊以上持ち運びができる
- 読み放題などサービスが充実
- 紙の本よりも安く買える
デメリット
- 飛ばし読みしにくい
- 直接書き込みが出来ない
電子書籍では、やはり持ち運びが楽というのがなんといってもいいですね。電車で吊革につかまっていても、スマホを片手で持って電子書籍を読めるのは強いです。
また、Amazon prime readingなどの読み放題サービスも充実しており無料で読める本も多く、1ヶ月に数十冊読むという方にはとても嬉しいところ。
しかし、読みたいページへすぐに飛ぶことが難しく、前にさかのぼって何度も読みたい方には厳しいですね。紙の本のような直感的な動作ができないため読みづらい、記憶に残りづらいと感じる声も多いです。
オーディオブックのメリット・デメリット
オーディオブックのメリットとデメリットを以下のようにまとめました。
メリット
- 移動中など場所を選ばず聴ける
- 短時間でインプットできる
- 繰り返し聞くことで記憶に残りやすい
デメリット
- 文字よりも理解しにくい
- 図表・写真には向かない
- 品揃えが少ない
オーディオブックを活用すれば、普段活字を読まない方でも聞くだけで本の内容を理解することができます。繰り返し聞くことによって記憶に残りやすいです。
また徒歩や電車での移動中や運動中にも気軽に聞くことができるのは紙の本や電子書籍にも負けない強みですよね。
ただ私の実体験ですが、電車の中だと外の音が邪魔になるので、より集中するにはノイズキャンセリング機能のあるイヤホン・ヘッドホンが必須になると思います。
使い分け1:紙の本ではビジネス書がおすすめ
ここからは紙の本、電子書籍、オーディオブックのおすすめの使い分けを紹介していきます。
紙の本では飛ばし読みのしやすさ、書き込みができるメリットから、ビジネス書を読むのに適しています。重要なところは直接書き込んだり、何度も前のページに巻き戻ってインプットし直すという動作も非常に行いやすいです。
ビジネス書の他にも、「私はこの本にある内容を実践してみたい!」、「ブログに感想を書きたい」というようなアウトプットを目的にする本も、紙で読むことで効率よく理解・記憶できるのでおすすめですよ。
使い分け2:電子書籍では小説・漫画がおすすめ
電子書籍の持ち運びが楽、保管場所を取らないというメリットから、小説や漫画などの自身の好きな本を読むのがおすすめです。
自分自身が好きな本は、読み終わった後もまた読み直したくなるものですよね。特に漫画は1巻から読み始めたら続きもすぐに読みたくなるはず。電子書籍に全巻入れておけば外出中にも続きをどんどん読むことができるので非常に便利です。
電子書籍は読み飛ばしが難しく1ページ目から最後のページまで流して読む小説や漫画などが適していますね。
使い分け3:オーディオブックでは小説がおすすめ
オーディオブックでは1ページ目から最後まで流して読むような小説が一番おすすめです。紙や電子書籍を読むのに比べて圧倒的に短時間で内容を理解できますからね。
ではビジネス書を聞くのには適していないかと言われると、使い方によっては利用価値があります。
ビジネス書をオーディオブックで聞く場合は何度も繰り返し聞くことで効率よくインプットすることができます。1冊の本を深く長く聞くことがポイントですね。
紙の本、電子書籍、オーディオブックを上手に使い分けよう
紙の本、電子書籍、オーディオブックのおすすめの使い分けを紹介して行きました。
今まで紙の本しか使わなかった方、あるいは紙の本は一切使わず電子書籍派だった方も、これからは読書の効率を考えて紙の本、電子書籍、オーディオブックを上手に使い分けてみてはいかがでしょうか。